2016年3月6日日曜日

運河を歩く5~堀割川編~

堀割川に行ってきました。堀割川は神奈川県の磯子区にあり、京浜東北線根岸線の根岸駅から徒歩10分。
「堀割」とは平地から人工的に堀を割って作る、つまり運河の意味です。
大岡川からの分流と根岸湾を結ぶ海路運河で全長は2.7kmです。休日はハゼを釣る人がいるそうです。
大岡川は石川町にも流れているので、中華街の山手側の外側に出たときにみえる首都高のしたの川がそれですね。
根岸は大きな崖の下の町です。神奈川県民なら三渓園をご存じかと思いますが、あのような大きな崖のしたに平野が広がっている感じ、その平地の半分は恐らく埋め立て、埋め立て地は社会で勉強したであろう京浜工業地帯の一角です。
根岸は工業発展と横浜等都心へもアクセス便利なベットタウン、堀割川の水運にも恵まれた産業の中心を支えた柱のような町の1つだと思います。


可愛いバーバーです。

運河の近くには水を祭った神社が結構な頻度である。

立派なたたずまいの神社です。



運河としては現役でまだまだ漁師船が多く停泊しています。
東京湾ではこういった風景を八丁堀・新川あたりでみることができます。
水運はわかりませんが、船があるということはまだ運河としての現役を保っている貴重な場所であります。





こういうのはわざとひっくり返しているんでしょうか?



ヘルム・ドッグという造船・水門会社の水門跡です。
船が停泊する場所の名残がまだ残っています。


春らしくなってきました。


なぞのごみ
カップルの破局があったのかと


運河の上に歩道があるのはめずらしいです
ただコンクリートの劣化が激しく
立ち入りは禁止されています


運河の上のバス停
これは始めてみました。

魅力づくり実行委員会さん
魅力は作らずともありますよ


大岡川の方までくると抜けがいいです

石垣がきれいに残っています



この歩道を復活させて欲しい
まさに魅力づくり


このような水路の名残がそこらにちらほらあります

どんな橋が架けられるのでしょうかね



このような船着きのスロープが
大岡川の方に近づくにつれて増えてきます

もしや堀割川魅力づくり隊??


大岡川が見えてきました
と同時に首都高も

この辺りは古い建物が多かった


見捨てられたら
絵馬もひっくりかえって
宙にマウ

大岡川です
日本橋のように首都高の蓋がされていますが
ブラタモリ式に説明すると
物流が水運から陸運に世代交代した証し

感じんな運河のフィニッシュショットは
網の向こう
運河あるあるです

よくわからない商品

どこのパチンコ屋かと思ったら
スーパーマーケットでした




夕焼けもいい


せっかくなので夜景も
橋の下を漁師船が通ってサービスショットでした



堀割川はサイズといい長さとしてもちょうどいい運河でした。
ただ運河沿いに歩道が無いため隅田川のように運河を愛でながらの散歩はちょっと厳しい
今回は無理矢理運河沿いを歩きましたが、歩道が狭く車の通りも多いため
あまり推奨はできません。大岡川に向かって東側の歩道はあって無いようなもので
西側はまったくありません。せっかくのきれいな運河がこれではたからの持ち腐れでは?
夏は運河の船に乗船できるお祭りもやっているようです。磯子区のHPのリンクを下にはりました。
根岸の堀割川運河はまだまだ発展できそうです。

次回の運河を歩くは足立区にある「花畑運河」をレポートします。

今回のマップ根岸は住むにもいい場所です


~堀割川の魅力作り委員会~
http://www.city.yokohama.lg.jp/isogo/kusei/kikaku/horiwari/


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