前回の堀割川や小名木川も皆「運河」というワードを外し「川」と表記されている。
運河は発展の後必ず衰退の時期を味わっている。水運の需要が減ってメンテナンスの行き届かない運河にはヘドロ、ゴミがたまり悪臭を放ちどんよりしたイメージがついて回ったり、人が身投げしたりといった同じく負のイメージもかわしきれないところがあったのだろう。今回の花畑運河も表記は花畑川となっている。
つくばエクスプレスで六町駅から少し歩くと、巨大な堤防に囲まれた綾瀬川が見えてくる。大人げないが塀を上り綾瀬川を確認すると、恐らく過去舟運があったであろうまっすぐに伸びる河とトゥパスがあった。
水質はあまりよくないのか色は深緑で地方だった為か辛うじて首都高環状線の蓋がさされていない。(先日の堀割川の先の大岡川は首都高の蓋がされてましたね)
まっすぐ伸びる綾瀬川とスカイツリー
少し北へ歩くと花畑運河の水門が
夜景がかっこ良さそうな
花畑運河のイメージ改善なのか
ちょっと逆効果
町の真ん中にどんとあります
ここから荒川までの1.5㎞の運河歩きがはじまります。
この運河の愛すべき点は淵を歩けることです。
上の写真の右側にわずかに歩けるスペースがあります。この運河との接近散歩は花形運河である隅田川や小名木川、鴨川に匹敵します。ただ歩くように整備されていないので(基本的には釣り人用だと思われます)落ちないように注意することと、恐らく区は歩くことを認めていないと思いますので残念ながら推奨はできません。
とはいえ約2メートル越えの堤防に囲まれている花畑運河なのでここをあるかにゃ運河を愛でる歩きはできないと心して散歩を決行しました。
水門もクラシックです
釣り人のいる風景はのどかでよいです
淀んだ運河に華やかな彩り
いい眺めです
ビールでも飲みたい気分
運河沿いに産業あり
運河あるあるなぞのゴミ
中川に近づくにつれて歩道が無くなり
堤防の上を大人げ無く歩く
堤防は結構細いので歩かないようにお願いしますね
あくまで跨ぐだけ
中川の水門が現れました
花畑運河を横切る形で、葛西用水路はあります。
上の写真のような形で葛飾区から足立区を通り、久喜まで抜ける用水路は
水路散歩には最適でしょう。用水路は運河ではないものの農地の開拓には必須
もちろんこれも1つの産業と言えます。
しかし用水路まで掘るほど運河知識がまだ浅い自分なので、あくまでもメインは運河としておき
花畑運河や利根運河は荒川が近いために放水路としての活用が主となり
堤防の高さは基準上しかたがないのかもしれません。
ただ町のど真ん中に大きな塀があるのもなんだが圧迫感がありますね。
写真のとおり水質もよくはなさそう。それでも町には舟運のなごりのような小さな飲食店が少しあったりもしました。
花畑運河が地域に愛されることをのぞみます。
























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